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フットサルとはミニサッカーのこと
 「フットサル」というとなんのことだかわからない人も「ミニサッカー」といえばわかってもらえるはず。サッカーの4分の1くらいのコートで「5人対5人」でサッカーをやるという競技なんです。 サッカーと比較して人数が半分、コートが4分の1なので、ちょっと仲間を集めて簡単に出来るスポーツでもあります。
[ ちょっと参考までに ]
 フットサルは、1930年ウルグアイのモンテビデオで、ジュアン・カルロス・セリアニ氏が5人制のサッカーを考案し、「Indoor-Foot-Ball」(室内サッカー)と名づけました。室内サッカーはすぐに南米全体に広がり、特にブラジルでは大人気でした。
FUTSAL(フットサル)という単語はポルトガル語の「FUTebol de SALao」の略です。フットサルは本来ハードコートで行なわれるため、弾まないボールを使います。

         
11人制のサッカーよりも楽しめる
俳優の袴田吉彦さんもやっている。そのうちどこかで会えるかも・・・?
 気軽に出来る上に、ルールがより楽しめるように工夫してある。まず、「交代自由」なこと。つまり何回でも「出入り自由」という寛容なルールになっている。「1分以上は走ってられない」などといった本来ならばスポーツシーンに出てきてはいけないような人達にとってもありがたいルールなのです。要は、体力が無い人でも参加できるということであり、プレーヤー毎に楽しみ方を工夫できるスポーツです。それから、スライディングやショルダーチャージといった「接触プレー」が全面禁止になっている。これも体力的に「サッカーはどうも・・・」と敬遠してきた向きにもプレーができるようなルールになっている。サッカーは格闘技だ!接触プレーが無しなんてクリープのないコーヒーいや福神漬けの無いカレーライスのようなものだ!というプレーヤーにとっては物足りないのかもしれない。けど、そういう方は素直に格闘技の方をやっていただけばいいと私は思います。

チームを作っても面白い
 そうは言っても、やはり継続的にやっていきたい、ユニフォームなどを揃えてそれらしく楽しみたい、といった人達はやはり「チームを発足」したいもの。個人参加フットサルで集まった仲間とチームを結成したり、一から自分で集めてみたり、これが10人、20人を必要とするサッカーだとそうもいかないけど、フットサルなら7,8名もいれば十分だからそれが出来ます。 家族でも職場でもなんでもいいんです。
 
場所確保は驚くほど簡単なんです
 あなたが住んでいる街に空き地や広い球蹴りOKの公園があれば場所確保の問題など無いですが、通常なかなかそうもいかないのが現実。そうなると、どこかにコートを抑えないといけない。フットサルをやる場所には2通りあって、「体育館」という選択肢と「民間フットサル施設」があります。体育館は主に公共のもので、こちらは予約が抽選だったり使用条件があったりします。これがクリアできれば料金は安いのでオススメ。  しかし、かなりしっかりとスケジュールを組んで、先の予定を決めて行かないと抑えるのは難しい。一方民間施設はよほどのことが無い限り、使いたいときに使えます。インターネットから予約が出来るところや空き情報まで出しているところもあるほど。特に首都圏では数も多いので、ひとつが空いてなくても他が空いていれば抑えられるという寸法です。

初心者でも心配なく
 フットサルは狭いコートで小人数でやるので、試合から「おいてけぼり」を食うことが少ない。サッカーだとよくそういうことがある。例えば草サッカーに左サイドバックとして参加した場合、なぜか試合を通して一回もボールに触らなかったなどということもあり得ます。初心者のサッカーの試合を見た方は分かりやすいと思いますが、ほとんどの場合ボールに人が集中しその気になればグラウンドに立っているだけで試合に参加しないことも出来てしまいます。
 しかしフットサルの場合は、ただ立っていたって必ずボールが来てしまう。いやがおうにも試合に参加させられてしまいます。
来たボールを相手ゴールに向かってひたすら蹴り続けるだけでも十分に爽快感が味わえる。そこから少しずついろいろと身につけていけばいいんです。最近は、大人になってからのサッカー教室なども行われているので、そうやって球蹴りの世界に入っていけるんです。

競技フットサルも熱いんだ
ワールドカップも開催されて、熱い戦いが繰り広げられている
 「へ〜、フットサルはレジャースポーツとしてサッカーの簡易版として面白そうだな」とおわかりいただけたと思います。
 しかし、もう一方でこのフットサルを「競技」としてとらえ、ハイレベルな試合を繰り広げる人々がいます。フットサルは「ドリブル」「パス」「シュート」を全て足で行うという点でサッカーとは大きな共通点がありますが、「狭いコート」で行われることから、サッカーとはかなり異なった独自の戦術・技術を要するひとつの「競技」としても世界では成熟しつつあります。
 サッカーと同様、フットサルの世界も南米と欧州のレベルが高く、アジアは世界的にまだまだ。先日行われたフットサル世界選手権ではスペインがブラジルを抑え優勝しています。ちなみにアジアから出場した3つの国は予選リーグを突破できませんでした。日本はそのアジアの中では3,4番手あたりのレベルで、この世界選手権のアジア予選では4位となり、出場枠3チームから漏れました。競技フットサルはサッカーのレベルにはまだまだ遠いけど、多くの課題を抱えながら様々な試みが進行中なんです。